30-3 グローブサーモメーター
使用方法
本器を熱源から遮らないようにして目的位置に吊し、15~20分間静置したのち、その示度を読み取ります。
グローブサーモメーターは使用が簡単であり、輻射の方向性を考慮する必要がないことが大きな特徴となっています。
周囲壁体温度(MRT)= tg+2.37√V(tg-td)
tg:黒球温度計示度(℃)
td:乾球温度(℃)
V:気動(気流、風速)m/sec
注意事項
- 気動の激しいところでの使用には適しません。
- 測定する際、熱源とサーモメーターとの間に人体や物体などが入って輻射を遮らないようにしてください。
- 場所を変えて測定する場合は、一度外気温と同じ温度になるまで冷却した後で開始してください。