〒030-0862 青森県青森市古川2-20-3 朝日生命青森ビル8階
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研修会 研修会・セミナー

産業保健の専門知識・スキル向上を支援する研修会の情報です。産業医・産業保健スタッフ向け研修会、事業者・労働者向け共催セミナーがあります。

支援相談 治療と仕事の両立支援

病気を抱えた社員が治療を続けながら安心して働くことができる職場の体制づくりを支援します。治療と仕事の両立支援に関する啓発セミナーも実施しています。

メンタルヘルス対策 メンタルヘルス対策支援

専門スタッフが事業場を訪問し、職場におけるメンタルヘルス対策の仕組みを支援します。

転倒・腰痛予防対策支援 転倒・腰痛予防対策支援

理学療法士が直接事業場へ訪問し、転倒・腰痛等の労働災害防止のための健康測定や社内研修会等を無料で行っています。

産業医マッチング 産業医マッチング

青森県内の産業医をお探しの「事業場」と、事業場で産業医活動を実施したいとお考えの「産業医」のマッチングをお手伝いします。

地域産業保健センター 地域産業保健センター

小規模事業場を対象に医師による健康診断実施後の意見聴取や面接指導、保健師等が事業場に訪問して健康相談や保健指導を行います。

センターのご案内Center Information

青森産業保健総合支援センター 外観

青森産業保健総合支援センターは、厚生労働省が所管する独立行政法人労働者健康安全機構が全国47都道府県に設置された産業保健総合支援センターの1つで、事業場で産業保健活動に携わる産業医、保健師、衛生管理者、事業主、人事労務担当者等の方々を対象にさまざまな支援を無料で提供しています。

ご利用案内

所在地 〒030-0862 青森市古川2-20-3 
朝日生命青森ビル8階
TEL 017-731-3661
FAX 017-731-3660
E-mail sanpo02aomoris.johas.go.jp
休日 土・日・祝日・年末年始(12/29~1/3)
利用時間 AM8:30~PM5:15

当センターには駐車場をご用意しておりませんので、来所される際は公共交通機関をご利用いただきますようご協力をお願いします。

所長挨拶

青森産業保健総合支援センター所長 中路 重之

 令和6年4月から青森産業保健総合支援センターの所長を拝命しました 中路 重之(なかじしげゆき)と申します。所長就任からはや一年を経過しましたが、この間、青森県における多くの産業保健の実態を拝見して参りました。
 我が国における産業保健の現状をみますと、労働形態の大きな変革に伴いそれを取り巻く健康問題にも大きな変化がみられるようになりました。例えば、かつて最大の問題であった労災事故の減少と、生活習慣病やストレス疾患が増加してきました。そして今、ICTやAIの急速な進歩により新たな健康問題が生じてきております。
 当センターはこれら産業保健にまつわる諸問題を解決すべく、これまでとくに各種研修を中心としたゼロ次予防(環境整備)の役割を担ってまいりました。今後も全力で取り組ませていただく所存です。
 もう一つ別の視点からの当センターの役割について述べてみます。
 皆さんご承知のようにわが青森県は日本一の短命県です。その背景をみると、全年代の死亡率が高く、かつ全死因の死亡率も高く、またその傾向が全40市町村にいきわたっています。これは言い換えれば、青森県の短命は、全世代が生活する地域(市町村)、または若い世代が存在する学校の問題であると同時に、働き盛り世代を有する産業界(企業)の問題でもあります。それを端的に示すのが青森県の企業の定期健康診断における有所見率の高さです。令和4年度の有所見率67%は全国ワースト4位でした。青森県では40歳を過ぎた年代からその死亡率が全国値と乖離していきます。これは、若年世代の有所見率の高さと符合します。
 短命県青森にみられるこのような事実は、青森県の産業保健の充実への期待を示すものであり、とりもなおさず当センター活動へのエールともなっております。
 これらの諸問題ひとつひとつにこれからも真摯に取り組んでまいりますので、何卒よろしくご指導、ご協力をお願い申し上げます。

令和7年4月1日
青森産業保健総合支援センター 中路 重之